2011年7月 議会質問

初の個人質問で、壇上に立って演説するのは非常に緊張し、正直申し上げて足も震えておりましたが、自分の想いと政策についてはしっかりと述べさせていただきました。
今回は市長が出された財政健全化方針の手法を問うことがメインとなりました。私も財政収支の均衡を選挙の際に訴えさせていただいておりましたので、正しいと思う部分はしっかり後押しし、誤っていると感じる部分については反対し、代案を示すということを念頭に活動を行います。
質問項目は数点ありますがメインテーマは二点です。
一点目は安定した財政運営のために今回は公共施設維持管理の一体化という点に着目して質問しております。これまでは同じ公共施設であっても、例えば小学校は学校教育部、公民館は市民文化部など所管が異なり、維持修繕や建替えの議論が担当部によって分かれているため市全体として計画的に施設管理が行えておりません。特に吹田は万博と共に街が発展した歴史があり、公共施設の建設年度が重なっており一斉に寿命を迎えるという問題があります。このままではもうじき迎える施設更新ラッシュ時期に財政的に対応できないという危険性があるので、計画策定を訴えました。
二点目は地域委員会についてです。市長の公約でありましたが、その必要性・妥当性、特に市議会と地域委員会の役割ということに着目して質問しました。「地域のことは地域で決める」という言葉は非常に耳障りがいいのですが、仮に地域委員会を策定したとしても現在の地方自治法上与えられる権限はわずかであり市長の言うように進められるとは思えません。膨大な税金と職員の労力をかけ、市民の期待を集めながらも期待外れに終わってしまう危険性を感じるため今後も継続して調査してまいります。
一問一答方式でまとめておりますのでぜひ一度ご覧いただければ幸いです。