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カテゴリー: 議会

代表質問初日

今回は私は代表質問。
映像はこちら。5月25日くらいから見れるかと思います。なおInternet Exploreのみの対応でGoogle chromeでは見れないのでご注意。

 

前の記事までで書いた質問に対するおおまかな答えと所感を。

シティプロモーションの狙い

冒頭の市長答弁ですべて完了しました。市長の答弁をざっくりまとめると、市のシティプロモーション、観光振興の対象者は市民。市民に市の良い点や改善すべき点を知っていただき市の魅力を磨いていく。転入目的のプロモーションはせず、市の魅力を高めて結果的にそうなるのがよい。

とのことです。これが出た時点で用意していた原稿を読む意味はほとんどなく、その方向でしっかりと事業が進むように要望することになりました。担当者と話ししていた時にこれが出てこなかったのですが、議会後話すと「言ってましたやん」とのこと。僕の理解不足でしたね。

とはいえ、市のプロモーションの意図が明らかになったのでしっかりと事業戦略を練っていただきます。ざっくり市内観光、とか言ってもらっては困ります。特に「inforestすいた」、費用対効果をはかることができるよう目的を明確にしていただきます。

 

市営住宅の在り方

市内管理戸数の目標は市の政策決定であり、下方修正も可能であるとの答弁をいただきました。他市に比べ圧倒的に多い公営住宅。公営住宅法の縛りもありますが、市営住宅のみでなく、府営住宅も含めたなかでどれくらいの規模数を維持するのか、民間借り上げも進んでいる中でハコを持つ必要性について市で議論し検討することができます。公営住宅は現在福祉施策の意味合いが強いことから、福祉部との協議の上であるべき住宅困窮者支援施策を考える枠組みを作ってほしいとの要望をしています。

 

待機児童対策の手法

現在私立幼稚園のこども園化について具体的に協議が進んでいるのが1園、相談を受けているのが2園、仮にすべてがこども園化しても目標の515名には届かないとのこと。こども園化が進まない理由として市の見解は、大半の私立幼稚園の定員に対する児童数が高い水準を維持しており、事業の大きな方針転換に結び付きにくいとのこと。あと1年強しか時間がないなかでこの状況です。あくまで目的は待機児童解消であり、私立幼稚園のこども園化は手段でしかありません。現状での実現可能性を考えて、保育所ニーズの幼稚園での受け入れ策を別途準備していただくことの要望をしています。

 

吹田市立南小学校の過大校対策

3月の委員会で様々な可能性を模索するとおっしゃっていたのに、結局出てきたのはプレハブ建設の選択肢のみ。これでは危惧していたように3月定例会での南幼稚園のこども園化の条例賛成が、南小学校における過大校対策がプレハブ建設、ということになってしまいません。今回の提案は、吹南地区にある環境管理センター跡地への南幼稚園(こども園)の移転です。私立幼稚園のこども園化が進まない中、この地域は「こども子育て支援事業計画」でこども園の必要な地域に指定されています。またファミリーマンションの建設で子供が増え、さらに平成30年開業の(仮称)南吹田駅の周辺開発が行われた場合、現在の推計よりさらに子供が増える可能性が高い。その需要を満たすために南幼稚園の移転拡大は必要な政策と考えます。20年後に子供の数が減った際には、そのハコを南部の青少年拠点施設などの複合施設にしていただければ地域の公共施設ニーズにも適うこととなります。必要な投資は積極的にしていただきたいという要望です。

 

議会質問で問題提起をし、市の方針を確認し、おかしな点の是正やあるべき姿への方針転換を図っていっていただく。議会質問、地味でコツコツが大事です。

吹田市立南小学校の過大校対策

5月定例会ではこんなことを取り上げるよシリーズ④
吹田市立南小学校の過大校対策

 

吹南地区の小学校である南小学校、この地域マンション建設等で住民がものすごく増え、児童も増えています。吹田市のもつ児童数推計では

平成28年度が760名、21学級、
平成29年度が801名、22学級、
平成30年度が860名、24学級、
平成31年度が924名、26学級、
平成32年度が1,018名、29学級、
平成33年度が1,047名、29学級。

 

衝撃的な数字でしょう。推計通りいけば完全に教室が足りません。他の学校では教室不足をプレハブ建設で対応、としているのですが南小学校はグランドも狭いことからその対応は教育環境の面で反対です。3月定例会で南小学校と同じ施設内にある南幼稚園のこども園化の条例案が提案されました。しかし幼稚園を移転しこども園を運営し、幼稚園があった場所を小学校の教室として活用することがベストと考えるので、その案に反対しました。

 

3月の福祉環境委員会の議論の際に、プレハブ建設のみでなく様々な可能性を検討する、ということをおっしゃっていたので、吹田市が取りうる選択肢について議会で正式に発言していただきたいという趣旨での質問です。

待機児童対策の手法

5月定例会ではこんなことを取り上げるよシリーズ③
待機児童対策の手法

 

マスコミに取り上げられるほど大きな問題となった吹田の保育所問題。1次選考において1018人の方が入所不可通知を受け取られています。この数字についてもいろいろ議論はあるのですが、とはいえ目の前の大きな課題なので市としても全力で取り組んでくださっています。4月に待機児童解消アクションプランを作成し、こども子育て支援事業計画通りに保育ニーズを満たす取り組みを明確化しました。

 

総額約70億円の税投入ということで、いよいよ保育所に預ける方とそうでない方の税の恩恵の格差が気になるところであり、子育てにおける本当のニーズを丁寧にくみ取ることをしたいと思うのですが、今回の市の姿勢は市民にとってありがたいことです。

 

さて、このアクションプラン、ひとつ気になっているのは515人の需要を満たすために「私立幼稚園のこども園化」

今待機児童対策として保育園より運営のハードルが低い小規模保育事業の拡充がなされています。小規模保育は認可外保育所の制度化のようなもので0~2歳児の受け入れをしていただいており、進行形で小規模保育施設の設置が進んでいます。0~2歳児の受け入れを増やすと、当然3歳児以降のニーズも増えるわけで現在3歳児の枠の拡大が必至となっています。

 

吹田市では私立幼稚園のみにおいて3歳児保育をやっていて、公立ではやっておりません。となると、3歳児の行き場は保育園か私立幼稚園か、ということになります。

 

しかし幼稚園はあくまで幼稚園であり、預かっていただける時間や夏休みなどの長期休暇の関係からフルタイムで働くお母さんのニーズを満たすことができません。

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こちらは笠間市さんのHPからお借りした画像。
1号は3歳児以上の幼稚園、2号は3歳以上の保育ニーズ、3号は3歳未満の保育ニーズ。この2号認定のニーズを満たしたい市が狙っているのが幼稚園のこども園化。

 

しかしこのこども園化。吹田市で私立幼稚園を運営している方からするとメリットがないように思えるのです。こども園にすると開所時間など運営形態が変わるというのもあるのですが、保育料や入園する児童を園独自で決めることができず、教育施設として設立した建学の精神を実現できない可能性も。逆に保護者からしても自らの教育方針に合わない園に子供を入園させることとなる可能性も。なにより今の吹田市では児童が増えていて幼稚園のままでも十分運営できることから移行する必要性についてもないといってしまってもいいかもしれません。

 

国や府の動向もあり幼稚園のこども園移行、5年から10年単位で検討すれば移行の余地はあるかもしれませんが、待機児童解消アクションプランは直近2~3年でなので厳しいのではないのかなと。

 

であれば、このまま移行をお願いし続けるよりも、保育園ニーズを私立幼稚園でも受け入れていただける支援を検討するほうが現実的ではないのかなと思うのです。実質移行を決定していただくリミットは1年強。影響力が大きいだけにリスク回避を検討していただきたいのです。

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