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日別: 2018年12月2日

#11 雲の上図書館

高知でとてもよい図書館に出会った。

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高知県梼原町の「雲の上の図書館」
http://kumonoue-lib.jp/

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設計は隅研吾さんの事務所。
なんでもまだ隅さんが無名の頃、梼原町の町長が設計を依頼しそれがきっかけで仕事が舞い込んだという。その恩返しとして設計を受けたそうな。聞いた話で事実確認はしていないけれど。

 

いろんな機会に若手にチャンスを提供することの大事さがわかる。

 

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夜だったので外観ははっきり見ることができなかったけれど、内装もおしゃれ。天井から飛び出している木は飾りではなくてきちんと構造上耐久性があがるように設置されているとのこと。

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この図書館のすごいところは、設計だけではなくて本の配架方法。

一般の図書館は日本十進分類法(NDC)と呼ばれる分類で配架がされる。ちなみにTSUTAYAが図書館を運営する際にこれを外してめちゃめちゃ批判を受けていた。

 

この図書館も日本十進分類法を外して、例えば写真にあるみたいに
「未来のおもい~我々は何処に向かうのか」とか「すぐに役立つ(料理・家事・ファッション・マナー・法律・子育て)」とか「旅行/アウトドア/語学」というふうに関連する本がすぐ近くに配架されている。

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この配架方法によって、図書館のメリットである本・知識との出会いの可能性がグンと拡がる。

この配架については地域の方と協議会を作り、話し合って決めたそう。

司書さんに話を伺うと、蔵書数が少ないからできることですけどね、とはにかんでおられたけどすごく魅力的。

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SDGsのブースも。各ターゲットごとに関連する本が置かれている。
素晴らしい。

十進分類法ではない配架が批判を受けるのは

~探している本がみつけにくいから~

たしかにそうかもしれない。

 

けれど、この図書館はそのデメリットを補えるくらい新しい知識と出会えるワクワク感がある。本を探すときは司書さんに手伝ってもらえばいい。

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一番奥にあったコミュニケーションラウンジ。美術の本から図鑑から漫画から哲学書まで、手に取りたくなる本がたくさんあるうえに心地よいソファーが。

何時間でもおれる。

 

公共空間でこのクオリティ。素晴らしすぎる。

是非HPもご覧を。
http://kumonoue-lib.jp/index.php/constitutions

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