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日: 2015年5月18日

出口調査を鵜呑みにすべきではない件

昨日

大阪市において

特別区設置住民投票が行われました。





投票結果は

特別区設置とならず

現在の制度を維持することが決まりました。





政治に対して

ここまで大きな関心を惹いたことは

本当にすごいと思います。




でもこの結果を受けて

『大阪は、完全に、再興の機会を失った』

とか言われるのは

非常に腹が立ちます。




やってやりましょうよ。

大阪のみなさん。




とくに若手の議員のみなさん。

そんなことを言われて

腹が立ちませんか。




やってやりましょう。



そもそも

橋下市長が辞めても

維新の他の政治家は残るんでしょ?





みんな大阪をよくしたいっていう

想いをもって活動しているはずなので



若い人も多いし

とくに

しがらみとかもないはずなので




これから
次の手を模索していきましょうよ。





たったひとつの方法を失敗したから

もうおわり。




そんな考え方は

私は嫌いです。





何度も何度も挑戦する

あきらめない姿勢こそ必要だと

私は学んでいます。




日本を再起するために

東京と大阪のダブルエンジンで

いく。





それは大賛成です。




だから次の手を

模索しましょう。





さて、

表題の件ですが










フェイスブックで

この出口調査を見て

「70代以上のせいでだめだった~~」




みたいな
投稿をちょくちょく見るのですが




民主主義の制度上

その批判が適当かどうかは別として




パッと見て

この出口調査があたっているのなら

賛成が勝っていたんじゃない?





60代までが

これだけ賛成していて

70代以上でひっくりかえせるの?




と気になって

ちょっと計算してみました。





まず

大阪市の住民基本台帳人口から

各年代別の有権者数を出し




そこから

①前回の衆議院議員選挙の世代別投票率

  http://www.akaruisenkyo.or.jp/070various/071syugi/696/

②前々回の大阪市長選挙の世代別投票率 (前回は投票率が低すぎるため)

  http://www.city.osaka.lg.jp/senkyo/cmsfiles/contents/0000155/155835/shukeihyou.pdf

の2パターンを乗じて

投票者数を推計し




さっきの図の出口調査の

割合を乗じて

出てくる賛成・反対の票を推計した結果





①前回の衆議院議員選挙の世代別投票率を

参考にした場合


賛成は71万4950票

反対は62万3661票



②前々回の大阪市長選挙の世代別投票率を

参考にした場合


賛成は72万4014票

反対は63万9478票




やっぱり出口調査の数字

おかしいやん。



あの通りやと

絶対賛成勝ってるはずやん。




ということがわかるのです。




いや、まぁ出口調査なので

あくまで参考数値だし




僕の計算もあくまで推計なので




要は何が言いたいかというと




情報リテラシーとして

この出口調査の数字を頭から信じて

70代以上の投票結果が

今回の結果を招いたと

安直に考えるのは問題ですよということです。




そして真面目に投票に行った

70代以上を非難するのは

ちょっと違うんじゃないですかということです。




ちなみに

前回の衆議院選挙の投票率は60.11%

前々回の大阪市長選挙の投票率は60.92%

今回の住民投票は66.83%




投票率があがった理由が

若者の投票率の向上と仮定すれば

出口調査に比べて

若い世代も反対がもっと多かったはずだと

想定できるのです。





どちらにしても

若い人達がもっと投票に行ってほしいことは

変わりありませんが。




吹田だけでなく

大阪全体がよくなるためには。





新しい課題をいただきました。






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