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カテゴリー: 議会

留守家庭児童育成室、いわゆる学童保育の民間委託の件 その1

今、10月定例会開会中でございます。
8月に定例会が終わったところなので
今回は議案がとても少なかったのですが
その中でも問題となったのが
吹田市留守家庭児童育成室
いわゆる学童保育の民間委託について。


私が所属する
福祉環境委員会が担当する案件です。

 

留守家庭児童育成室、いわゆる学童保育は
保育に欠ける児童
主にご両親が共働きの児童が放課後過ごす場です。
吹田市には36か所あって
そのすべてが学校の敷地内にあります。


現状では1年生から3年生まで受け入れていて
平日は授業終了後から6時半までと
夏休みなどの長期休暇中は8時半から6時半まで
預けることができます。


今回民間委託の話が出てきたのは
国が受け入れ児童を6年生まで拡大ことを決めたことから話は始まります。

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国の決定を受け吹田市でも
子ども子育て支援事業計画を策定し
平成29年度から4年生
平成30年度から5年生
平成31年度から6年生まで受け入れることとなったのですが

問題は教室と指導員の確保。

今現在学童は
40名で1クラスとしていて
1クラスに2名の指導員配置。
指導員のうち1名は非常勤職員、もう1名は臨時雇用員(アルバイト)
特に配慮が必要な障害をもつ児童の状況に合わせて追加で指導員をつける
という状況になっています。


4年生まで受け入れてほしいというニーズが
ずっと高かった中
受け入れを拡大すると
当然それに対して準備をしなければなりません。

 

教室については
マンション開発によって
急激に児童が増え
待機児童が出始めている学校もあるのですが
今回の問題はこの部分ではないので置いておきます。

 

民間委託の話で重要となったのは
指導員確保の問題。

 

現在非常勤職員が
100名強おられるのですが
10数名の欠員が出ています。
つまり足りていない。

今後6年生まで受け入れを拡大した場合
受け入れ児童数が1.5倍になり
それに伴って
指導員も1.5倍必要になると試算されています。

 

そう、全然足りなくなるのです。

続きます。

水道企業会計決算特別委員会

8日は水道企業会決算特別委員会がございました。
皆様に提供されている上水道も吹田市が行っているのですが
基本的には収入は水道料金で経営していて
その予算決算については福祉や教育など他の税金の使い道とは独立してやっています。

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吹田市水道部のマスコットキャラクター、すいすいくん。

平成26年度の事業についてがどうだったかを審査するのですが
今年度は吹田新選会からは後藤議員に出ていただいています。

私も一部傍聴させていただきましたが
優秀な議員の方の質疑を伺うのは本当に勉強になります。

 

さて、水道の話ですが市長が施政方針演説で打ち出されたとおり
水道料金が値上げの方針で動いています。

吹田市は大阪府でも指折りの水道料金の安さだったのですがその維持ができなくなってきました。水道部では職員数の削減や業務の民間委託などでコスト削減をやってきましたが、水道管の更新や施設の老朽化対策などでこれから驚くほどのお金がかかってきます。

また水道料金が安かった理由ですが、吹田市では水道は使えば使うほど高くなるという逓増制というシステムを取っていたのですが、ホテルなどの大口のお客さんがコスト削減のために自前で水を用意されることとなり売り上げが下がってきています。一定その逓増度を低くする必要もあるとのことで。とはいえそれでも府内では真ん中くらいの料金。

このままいくと赤字が大きくなり一気に料金転嫁しなければならなくなることから、今回の値上げに踏み切るとのことです。

後藤議員の質疑を伺っている中で、値上げをするためにあえて決算を赤字にするような計上をしているのではないか。という疑問も出てきましたので、しっかりと数字を見ていきたいと思います。

 

水道料金の値上げの話もそうですし、公立保育園の民営化や幼保一体化、公共施設の総量縮減など、膨らむ福祉費を賄うためのコスト削減の案件が本当に増えてきました。私たち政治家はあれもこれもではなくて、これをするかわりにこれを削減させてくださいと、厳しい判断をして理解を求めていくタフな仕事が増えていきます。

がんばらねば!

そんなにハードル高いもんですかね?

9月6日には有志による議会報告会の第2段が開催されました。今回も打合せから資料作成、駅頭での広報などなど超党派で行いました。

 

 

 

 

地方自治体の政治は「二元代表制」という制度になっています。

吹田市の約3000人の正職員と2000人近くの非正規職員を束ね、税金の使い道や施策展開を行い、まさしく吹田市を運営する市長。

その市長の政策推進や事務をチェックし、市長が聞ききれない多様な市民の声を市政に届ける議会。

そのどちらもが選挙で選ばれるから二元代表制と言われるのです。

市長と議会、抑制と均衡といってなれ合いにならず緊張関係を保ちつづけることが市民にとってベストの市政になるという理論。この理論を机上のものではなく、実際のものにするには当然議会の構成員である議員同士の関係性が重要です。 

 

これまでの地方自治体でありがちなのが、「市長与党」といって選挙で応援したんだから~的な理由で過半数を超える議員が市長賛成の多数派として動く議会。正直これ、めっちゃ楽です。議員は自分たちの要望が通りやすくなるし、市長は進めたい施策をさくさく通すことができる。めっちゃ楽なんですけど、陥りがちなのが慣れあい。市長がすすめることだし~という感じで議会のチェック機能が低下するとともに、市長も一定議員の機嫌取りをするために少し無茶な要望でもオッケーしてしまう。

 

この現状が地方政治の衰退を招いていると私は考えます。いや、実際議員をしていると市長与党とか言ってる方が仕事は楽なんです。でもそれは別に私がやりたい仕事ではないし、その政治の動きの結果が今の現状をもたらしていると考えると新しい枠組みを作るべきと考えざるをえないのです。

 

議員同士がオープンな議論をしていく。互いに協力して政策提案する。切磋琢磨して議会のレベルをあげる。ひいては自分の支援者やイデオロギーのためだけでなく市全体の事をひとりひとりの議員が考えて行動し始める。そんなことをして初めて議会の存在意義が増し、よりよい政治が生まれてくるのです。

話が少しそれましたが、そんな議会を作るためのひとつのアクションとして、私はこの議会報告会を位置づけています。前のエントリーで書いた議会閉会中の委員会開催もそう。議会運営委員会で吹田新選会が提案している議会の新しい取り組みのための様々な検討部会の設置もそう。

すべては二元代表制という理論の元、あるべき地方政治を創るための手段でしかありません。議員報酬削減とか議員定数削減とかも別にいいけど、それよりも議会という装置が適切かつ効果的に動くことこそが新しい議員の役割だろうな~と思う2期目の足立です。

 

議会報告会。次くらいにはすべての会派で協力してやりたいなぁ。

市民の前で超党派で議会の報告をすること、そんなにハードルが高い事なのかなぁ。

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