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大学生の政治参加のカタチ

ラコルタのテーマカフェ「大学生の政治参加のカタチ」を傍聴してきました。大学生のうちからそんなことを考えていて、そういう場に参加してほんとに偉いな~と思います。

そもそも民主主義ってなんですか、とか、若者の投票率向上についていろいろ考えた結果、徐々に見えてきた気がするのでそのことについて少し書いてみます。

  1. 若年者投票率をあげる目的って?
  2. なぜ若者は政治の話をしないのか
  3. 政治と若者を近づけるために

 

  1. 若年者投票率をあげる目的って?

    「若者は選挙にいくべきだ~!」ということをよく言っている人がいて(いや、私もそう思いますが)「いくべきだ~!」の、そもそもの目的ってなんですか?ということを改めて考える必要があります。

    「選挙」とは単なる手段であり目的は「より良い政治を実現すること」であると私は考えています。逆に言えば、投票率高くなった結果政治が良くない方向に進むのであれば投票率は低いままの方がよいかもしれません(組織票を持たない私は投票率が是非上がってほしいですが)

    「若者が選挙に行く」=「良い政治」になるのでしょうか?「良い政治にする」ということがそもそもの目的だった場合、「若者が選挙に行く」は最良の手段なのでしょうか。そこの検討がまず必要です。

    若者の投票率向上によってこそいい政治になるんだよ~!という方は次のステップへ。そもそも何屁理屈言ってんだ!という方も次のステップへ。

  2. なぜ若者は政治の話をしないのか

     

    極端な例ですがあなたがAKB48に全然興味がなかったとして、それでも友人が「今回の総選挙だけは絶対行ってほしいからCD買ってくれ!」と言ったとしても「知らねえよ!」となるはずです。

    選挙に行かない若者にすると政治はおそらくそんな感じなのかなぁと。サークルの幽霊部員だった場合、次の部長が誰になるかはほぼほぼどうでもいい案件になるはず。そう、選挙に行かない若者(主に学生や未婚の30歳未満)は地域社会にとって多くの場合幽霊部員。ほとんどの人が結婚して子供が生まれて地域社会と関わりができてようやく政治に関心を持ち始めるというのがこれまで会ってきたいろんな方から話を伺ってきた私の実感。僕の年代が地域に出ていくとかなりレアケースなので重宝されます。

    住んでいる町と関わりをほとんど持たないのであれば、その町の市長や議員が誰でもいいや~と思ってしまう心理もわからなくはありません。

    「政治の話」については、そもそも政治の話ってどんな話のことを指すの?ということを定義づけることが大事です。例えばママ友同士で保育所入れるかしら?と話すことは個人的には政治の話だと思います。ごみ収集の頻度もう少し多くしてほしいよね~とかも政治の話。なにも憲法とか選挙とかの話でなくても身近な生活の事がすでに政治の話。「政治の話」というハードルが日本ではあまりにも高すぎないか?と思うのです。子育てや介護、諸々の生活の話をあまりしない若者はそりゃ政治の話しないですよね、ということです。

  3. 政治と若者を近づけるために

1、2、からいくと若者の投票率は上がらないし、そもそも関心の持ちようがないやんか~!ということですが、さすがにそれはまずいよね。と思うのです。というのも民主主義においてはなるべく多様な意見があった方が、全体最適により近づくと考えています。10人グループのことを決めるにあたって、2人で話すより5人で話す方が全体にとってよりよい結論が出る可能性が高いのです、あくまで可能性の話ですが。そしてその多様な意見は当然幅広い世代の多くの意見があった方がよい。

そのために足立どうするよ?ということですが、個人的にできることとしては議員としてさらに露出を増やしていこうと考えています。どうも政治家はいまひとついいイメージを持たれていないらしく、大学生の話の中でも「なんとなく怖い」というイメージがあるらしい。「政治をもっと身近に」しようとすれば、政治家をもっと身近に。というのが今の考え。なのでおそるおそる政治に近づいてみたい方は是非、ご連絡ください。

実は来週、政治とは関係ない場で2件講演、政策関係で1件プレゼン依頼を受けておりまして、そういう依頼はウェルカムでございます。どんどん気軽に呼んでください。私もおもしろい話ができるように常に訓練しております。

 

ということで、最終的にはこれを読んでいただいている方の身の回りの方に政治に関心を持っていただくために、どうぞ足立を呼んでくださいというお話でございました。

 

第4回議会運営委員会小協議会

前々回の議論はこちら

議会改革関連の議論がなされている小協議会。第3回で議員任期の開始時期について市長任期と合わせましょうと取りまとまった案件。

もともとは4月末に議員選挙があるにもかかわらず任期開始が5月27日からなのは違和感がある、もう少し任期開始を早くすべきだという問題意識から始まったこの議論。5月1日からにしようかという案もあったのですが、前市長の任期中に議員だけ入れ替わるのもどうなのかという意見もあり、市長と同日で任期開始にしましょうということで取りまとまっていました。

ある会派がそのとりまとめを撤回したい、という発言がこの日ありました。ワオ!という感じです。議員任期については、基本的には全議員が辞職、という手法をとらざるを得ず、流れとしては、小協議会で全会派が一致した状況で一人会派に説明および理解を求める(一人会派は議会運営委員会に出席する権限がありません)こととなるのですが、急遽とりまとめを撤回されるともう一度小協議会の全会一致からやらねばなりません。

異なる案を提案いただくということなので、それを見なければなんともいえませんが、今の状況が少しでも改善するようにみんなで協力していきたいなと思います。

リブラリア視察

ある研修で、清教学園探求科兼リブラリア館長の片岡則夫先生のご講演を伺ったご縁で、実際にリブラリアと探求の授業を視察に清教学園へ。

 

リブラリアとは、清教学園の学校図書館。そして探求の授業とは学校図書館を活用した調べ学習。

 

視察をしてご講演で伺っていた以上の衝撃。まず休み時間に学校図書館に来る生徒の数。そして並んでいる書籍の種類。学校図書館っぽくない。
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うちは需要と供給で成り立つ図書館ですから。と、片岡先生。この需要と供給は調べ学習の事を書くときに触れますが、雑誌も並んでますよ。NewtonやNumber、東洋経済からオレンジページまで。
なんと清教学園、司書教諭を4名配置。いつでも生徒たちの相談に乗ることができる体制を整えておられます。

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こちらは並んでいる書籍。緑の背表紙で「清教ブックガイド」と書かれている本は、実は学生の作品。この学生の作品こそ、清教学園で行われている探求の授業の成果物。

 

わたしが今までイメージしていた調べ学習は、例えば社会の時間に「安土桃山時代」を学んだ時に関連する書籍を調べ様々な視点から歴史上の人物や事件についてまとめるようなもの。

しかし探求の授業は自分の関心のあるテーマについて調べて、まとめあげます。今回は高3を1つと中3を2つ、3時限分授業を拝見いたしました。

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授業風景。1人1台ノートパソコンを使い、ワードやエクセル、クラウドシステムで論文を書き上げていきます。授業の過程でそれらを使いながら学ぶと同時に文章のまとめ方や論文を書く際の形式を学んでいきます。衝撃的だったのは、高3の最終論文は4万字。中3も6千字~1万字書き上げる課題が課せられています。

夏休みが明けてすぐだったので内容は夏休みの宿題のフィールドワークについての振り返り。これは自分の調査事項について、関係する人に直接インタビューをかけていきます。大学教授や大手企業の本社、動物園の飼育員やラーメン屋の店主など、アポも手紙で自分で取り、調査事項も先生の力を借りながら自分で考えます。中高生でこの経験をするのは非常に大きいです。

その調べ学習のテーマですが、海上保安庁の仕事や高知の観光施策、駅伝やロック、カフェなど生徒によって本当に様々。先ほどの「うちの図書館は需要と供給で成り立っていますから」というのは、生徒が調査したい項目に関連する図書を司書に購入依頼するそうです。なので調べ学習のテーマとして人気なディズニー関連の本やデザイン関連の本はたくさんあります。

 

学校図書館は読み物系が多いイメージなのですが、リブラリアは調べ学習に重点を置かれているので専門分野を取り扱う本が非常に多いです。もちろん読み物系の本もたくさん取り揃えておられ、生徒が何を読んだらいいかわからない状況を打開する取り組みもされています。
(生徒1人あたり3冊ずつ本を用意し、5分ごとにそれをぐるぐる回していく。強制立ち読みみたいな制度、これによっていろんな本と出会い、関心をもつことで後日借りることに繋がるそうです)

授業中たくさんの生徒にどんな切り口で調べてるの?と質問して回ったのですが、めっちゃ調べてるんやろうな~というのがすぐわかるほどスラスラ言葉が出てくるだけでなく、そのコメントがしっかりまとまっているので「すげ~~~!」とただただ感心しました。

 

image片岡先生と清教学園の前で。

今回の視察、本当に勉強になりました。資金力のある私立だからできること。と言ってしまうのは非常に簡単ですが、それを言っちゃあおしまいよ。の世界。公立中学校でも調べ学習の新しい可能性を十分に検討する材料をたくさんいただきました。

生徒の自主性を重んじながら知的好奇心を満たし、物事を様々な角度から捉え自分なりの考えを作り上げるという素晴らしい取り組みでした。良い形で吹田市教育委員会に提案していくつもりです。

 

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