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リブラリア視察

ある研修で、清教学園探求科兼リブラリア館長の片岡則夫先生のご講演を伺ったご縁で、実際にリブラリアと探求の授業を視察に清教学園へ。

 

リブラリアとは、清教学園の学校図書館。そして探求の授業とは学校図書館を活用した調べ学習。

 

視察をしてご講演で伺っていた以上の衝撃。まず休み時間に学校図書館に来る生徒の数。そして並んでいる書籍の種類。学校図書館っぽくない。
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うちは需要と供給で成り立つ図書館ですから。と、片岡先生。この需要と供給は調べ学習の事を書くときに触れますが、雑誌も並んでますよ。NewtonやNumber、東洋経済からオレンジページまで。
なんと清教学園、司書教諭を4名配置。いつでも生徒たちの相談に乗ることができる体制を整えておられます。

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こちらは並んでいる書籍。緑の背表紙で「清教ブックガイド」と書かれている本は、実は学生の作品。この学生の作品こそ、清教学園で行われている探求の授業の成果物。

 

わたしが今までイメージしていた調べ学習は、例えば社会の時間に「安土桃山時代」を学んだ時に関連する書籍を調べ様々な視点から歴史上の人物や事件についてまとめるようなもの。

しかし探求の授業は自分の関心のあるテーマについて調べて、まとめあげます。今回は高3を1つと中3を2つ、3時限分授業を拝見いたしました。

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授業風景。1人1台ノートパソコンを使い、ワードやエクセル、クラウドシステムで論文を書き上げていきます。授業の過程でそれらを使いながら学ぶと同時に文章のまとめ方や論文を書く際の形式を学んでいきます。衝撃的だったのは、高3の最終論文は4万字。中3も6千字~1万字書き上げる課題が課せられています。

夏休みが明けてすぐだったので内容は夏休みの宿題のフィールドワークについての振り返り。これは自分の調査事項について、関係する人に直接インタビューをかけていきます。大学教授や大手企業の本社、動物園の飼育員やラーメン屋の店主など、アポも手紙で自分で取り、調査事項も先生の力を借りながら自分で考えます。中高生でこの経験をするのは非常に大きいです。

その調べ学習のテーマですが、海上保安庁の仕事や高知の観光施策、駅伝やロック、カフェなど生徒によって本当に様々。先ほどの「うちの図書館は需要と供給で成り立っていますから」というのは、生徒が調査したい項目に関連する図書を司書に購入依頼するそうです。なので調べ学習のテーマとして人気なディズニー関連の本やデザイン関連の本はたくさんあります。

 

学校図書館は読み物系が多いイメージなのですが、リブラリアは調べ学習に重点を置かれているので専門分野を取り扱う本が非常に多いです。もちろん読み物系の本もたくさん取り揃えておられ、生徒が何を読んだらいいかわからない状況を打開する取り組みもされています。
(生徒1人あたり3冊ずつ本を用意し、5分ごとにそれをぐるぐる回していく。強制立ち読みみたいな制度、これによっていろんな本と出会い、関心をもつことで後日借りることに繋がるそうです)

授業中たくさんの生徒にどんな切り口で調べてるの?と質問して回ったのですが、めっちゃ調べてるんやろうな~というのがすぐわかるほどスラスラ言葉が出てくるだけでなく、そのコメントがしっかりまとまっているので「すげ~~~!」とただただ感心しました。

 

image片岡先生と清教学園の前で。

今回の視察、本当に勉強になりました。資金力のある私立だからできること。と言ってしまうのは非常に簡単ですが、それを言っちゃあおしまいよ。の世界。公立中学校でも調べ学習の新しい可能性を十分に検討する材料をたくさんいただきました。

生徒の自主性を重んじながら知的好奇心を満たし、物事を様々な角度から捉え自分なりの考えを作り上げるという素晴らしい取り組みでした。良い形で吹田市教育委員会に提案していくつもりです。

 

ケンタロウ農園体験視察

兵庫県たつの市に行ってきました。目的は同世代の新規就農農家の視察兼農業体験(と緑に癒されに。)

 

占部走馬府議会議員の同級生というご縁から、今回受け入れてくださったのはけんたろう農園オーナーの荒木健太郎さん。ありがとうございます。

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お手伝いさせていただいたのは
1、サツマイモ畑の草刈り
2、隣接農家とのたんぼの境界地点の草刈り
3、たんぼのひえ刈り

そう、植え付けや収穫などのよくある農業体験ではなく、地味だけど特に大事な農作業のお手伝い。けんたろう農園さんでは無農薬、無化学肥料で栽培をされているので特に手間がかかります。農薬とか使うことに抵抗はないけれど、農薬使ったら栽培もなんとかなるか~という農薬頼りの農業に抵抗があり使っていないということ。男前農家。

サツマイモ畑の草刈りは伸びて絡み合った蔓を引っ張ってほどきながらの作業なのでかなりタフ。蔓が伸びて地面に根を下ろすとそこから芋ができてメインの芋の収量が落ちてしまうため大事な作業とのこと。

隣接農家のたんぼとの境界地点の草刈りは、米の生育にはあまり関係がないのだけれど、隣接農家との関係性を保つためにはとても重要な作業。これから任せてもらう田畑を増やしていくにあたり、あぜ道の草刈りや境界地点の草刈りは信頼性の確保のためにとても重要とのこと。細かい作業がきっちりできるかが仕事をできるかの指標になるとは、どこの社会でも一緒ですね。

たんぼのひえ抜き。

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これがひえ。

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これが米。

遺伝子的にはほとんど同じとのことです。除草剤をまかないので水の管理を上手にしないとひえがどんどん育ってしまうとのこと。お手伝いしたたんぼは水が回ってくるのが最後なのでかなりひえが生えてしまって困っていたそうです。ひえを見つけてひたすら刈っていく作業。これいつもけんたろうさんおひとりでされているのですか!?と思うとかなり気が遠くなる作業。

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その後、農家経営のお話やなんでそもそも農家になったのか、という話を伺いながら収穫した野菜でBBQ。これから就農家が減るのですが販路を上手に獲得していけば非常に魅力的な業界に感じました。

無農薬、無化学肥料栽培のけんたろう農園、野菜セット販売がありますのでご興味のある方はご連絡ください。

 

関西若獅子の会6周年記念講演

仕事柄いろんな勉強会に参加させていただいて日々研鑽を積んでいるのですが、今日はその中でも特に一押しの、「関西若獅子の会」に参加してきました。

関西若獅子の会とは、『致知』という人間学を学ぶ雑誌をテキストとして35歳以下の若者が学ぶ場。『致知』の詳しい説明はHPでご覧ください。→こちら

この雑誌はリーダーシップとは何かと日々考えておられる方や、ビジネススキルとかのハウツーとかではない学びを必要とされている方にはとてもおすすめです。経営者や学者、僧やアスリート、監督など何かの道を究められた方、歴史や古典から人間とはどうあるべきかを学ぶことができます。

 

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なにがすごいってそんなことを35歳以下の若者が学ぶ環境があることです。こういう場に行くたびに日本は絶対大丈夫だと心から信じることができます。「最近の若いもんは~」的なしょうもないことをおっしゃる方にも是非見ていただきたい。

さて、その若獅子の会は今年6周年を迎えられるということで致知出版社の代表である藤尾社長がご講演くださいました。教えはシンプル。先人の言葉をどれだけ自分のものにできるか。ということ。

冒頭に自らの使命とは何か、ということについて非常にわかりやすいガイドをいただきました。

たった1度の人生。人は必ず死ぬ。ということは小学生でもわかること。でも、その1回限りの人生においてどのようなテーマを持って生きているのか?と聞かれると明確に答えられる人はどれだけいるでしょうか。〇歳になって人生におけるテーマがないなんて、本当に1回限りの人生と思えているのか?という衝撃的な問いかけ。

 

その後平澤興先生の言葉を中心にたくさんの言葉のシャワーをいただきました。例えば

「努力とはわがままな自己との戦いになるが、戦いに勝つことなくしてふさわしい人となることはできない」

「実行できない予定は予定ではない」

「努力することの本当の意味は人に勝つということではなく、天から与えられた能力をどこまで発展させるかにある」

「教育とは人の心に火をつけることだ。しかし、自分が燃えている人でなければ人の心に火をつけることはできない」

などなどとてもたくさんの言葉をいただきました。今私の中での大きなテーマは、自分との約束をどれだけ守ることができるか。結局選ぶのは自分です。今回の講演で改めて気合いを入れなおしました。

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1回限りの人生、どのような人生を歩むか。どのように人間性を高めていくのか。そのようなことを学ぶことができる環境があることは本当にありがたいことです。関心ある方は是非ご連絡を。

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