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作者別: nobu8

第7回議会運営委員会小協議会 その2

さて前回のおさらいからの、19日に開催された小協議会。

小協議会で協議される項目は以下の5つ。
1、選挙後の議員任期の見直し
2、委員会のインターネット中継
3、予算常任(特別)委員会の設置
4、決算審査の見直し
5、議会資料のペーパーレス化

なんのこっちゃ気になるというもの好きの方はこちらを見てくださいね。

さて、議員任期の見直しの件ですが、僕、もうあきらめそうです。いや、「あきらめたらそこで試合終了ですよ…?」と安西先生もおっしゃるので、もうひと踏ん張りいきますが、市長任期に合わせる派の会派で4月30日辞職派の会派を説得にあがります。みなさん頑張りましょう。

 

委員会のインターネット中継も時間制限について委員長の裁量で取り扱うことに前回まとまりかけたのですが、ある会派が「時間は決めてもらわなきゃ困る」とのこと。いやいやいやいや、議案の量や質、予算の規模や中身によっては一概に決められるものではないでしょう。質問の質をあげることにより委員会が長時間に及ばないようにすることは賛同しますが、一律に時間を決めてしまうのはちょっと雑な気がします。これは会派によって委員会の捉え方が異なることから生まれる見解の違いのような気もしますが。今だけでなくどんな政局でも議員がパフォーマンスを発揮できる環境の保持は重要です。

 

予算・決算については、まとまりかけていたのですが、再度総括質疑の必要性について議論が出てきたのでもう少し深める必要があります。話がこんがらがってきたときは、そもそも論に立ち返ることが大事。この予算・決算常任委員会は、今の吹田市議会の予算を分割付託するやり方は地方自治法に反するということで今回見直しがかかりました。要は予算を分割付託している状況さえ変えることができればいいのです。委員会の進め方はほんとにいろいろあって、何がベストかはわかりませんが、少なくとも今の進め方がよくないよね、ということではないので、分割付託しない方法で現状の進め方をするのがいい落としどころかなぁと。時間や議論の経過によって物事の本質を見失わないように気を付けて行きます。

 

議会資料のペーパーレス化については、①資料のクラウド化、②タブレット端末の配布、という2つの議論に分けることで決着をつけたいと考えています。①資料のクラウド化については議員の仕事がとても便利になるので反対する議員はいないはず。予算も規模がおおきくならないのでなんとかなるかなぁと。実際にクラウド化して、議員が各自持っている端末で利用し、必要性が出てくればタブレット端末で議会開会をすることについて改めて議論すればいいのではないかなと。

 

細かい調整をやってきましたが、ようやく形になりそうです。全会一致が基本なのでいろいろなことに気を遣いますがとても勉強になります。議員の仕事、地味でしょう。

第7回議会運営委員会小協議会 その1

今月19日に議会運営委員会小協議会が開催されました。
第4回は開催はこちら。

5回、6回は!?ということですが、これがきちんと毎日ブログを書かないことのデメリット!!今回こそは!今回こそは!と、毎回思っているのですよ。今回こそは!

ということで第5回は、前回第4回で「ワオ!」となったこと議員任期の変更の案件、撤回された会派から市長任期に合わせる案とは異なる新しい案を提案いただくだけの回でした。

案として出てきたのは、4月30日付で議員辞職、5月1日から任期開始。期末手当の算出根拠は5月1日なので、4月30日付にすると期末手当がもらえないため、もらえるように条例変更をするというもの。斬新!

この提案を持ち帰るということが第5回。

第6回ではいろいろ決まりましたよ。

議員任期については、提案が斬新すぎてどこの会派もなかなか賛同できないということ。吹田新選会は反対です。

委員会のインターネット中継についてはカメラの導入などのイニシャルコストの上限額を見積もりや様々な比較から370万に決め、予算要望を市長に行います。ネット放送されることにより質問時間の制限をかけるべきだという話もありますが、これはまだ調整。

予算・決算常任委員会についてはだいぶ詰まってきました。細かい調整を引き続き行います。

議員への配布資料のペーパーレス化については、前回とは異なる業者にお越しいただき実演をしていただきました。今回の業者は議会資料のペーパーレス化に特化した会社なので、前回の業者よりも使い勝手は上回りそうです。シェア大手の2社を見た中で必要な機能を精査し仕様を固めていく方向です。

タブレット端末を配布するか否かをもう少し調整しなければなりませんが、なるべく使い勝手がよい手法がとれるように努力していきます。

 

第7回に進む前に前回までのおさらいでした。より細かく知りたい方はこちらをご覧ください。その2は第7回の模様を。

驚きの図書館シリウスを視察して

さて、書く書くと言ってなかなか書かず、ついに死亡遊戯のごとく最上階まで上がりきりました大和市文化創造拠点シリウス。個人的には公共施設の在り方について考えることとなった点がたくさんあり、皆さんにも一緒に考えていただきたいので列挙してみます。答えはないものばかりなので是非お気軽に。

1.行政コスト
2.サービス
3.政策実現手法

まずやはり考えるのがコスト面。
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文化芸術ホールと図書館、生涯学習センターやその他施設を併設する多機能型公共施設。予算規模はおよそ200億円。吹田市で建設中の市民病院も機械等すべて含めて200億円。記事で内装や備品もご覧になっていただいた通り、かなりお金がかかっています。

さて、このコストをどう捉えるか。税金を使って建てるものなんだからなるべく安くしなければ、というのがこれまでの感覚。最近は重視すべきはコストだけでなく在り方だ、ということでプロポーザルと呼ばれる提案型の入札も増えてきています。今回の施設はさらに上をいき、市民の利用者を増やすためにしっかりコストをかけていこうというもの。

極端な話、とても安く抑えて担当者ですら魅力的でないと感じる施設を建てて、案の定利用者が少ないと頭を抱えるのであれば、
コストをかけても利用者が増えて、かつ満足度が高ければそれは一つの選択肢としてありなのではないか、という点。

よりよいものにどれくらいお金をかけるのか。ここで大事になるのがやはりビジョンであり哲学です。大和市の大木市長のお話を伺いましたが、この施設を人を集め、つながりを作る拠点とする。そのためには人が来たくなる仕掛けをたくさん作らなければならない。単に図書館を作るのではなく2次的3次的効果も見据えた政策である。と断言されていました。設計や備品のこだわりも市長のビジョンに沿ったものであり、開館からずっと利用者の数の推移を気にかけられているとのことです。

ただただお金をかけたらいいという話ではなく、明確な政策目標を立てて、それを実現するために政治家(市長)の責任で実行していく。もちろん税執行なので議会の承認は受けなければならず、激しい議論が起こる(はず)ので、コストに対する正当性は担保され議員も共に責任を負います。財政運営とのバランスを考えながらどこまでコストをかけていくか。非常に考えさせられます。

 

2つめはサービス。

例えばシリウスでは本の貸し出しは全自動です。それで人件費を抑えているのですが、自動貸し出し機を使えない人はどうするんだ~、というありそうな苦情。「いや、聞いてくれればいいやん」というスタンスです。こども読書室では子供が届かないところにも本が、そんなとこに置くのはどうなの~「いや、職員に取ってくださいって頼めばいいやん」っていうスタンス。デザインにこだわっているので、デジタルサイネージ(電子広告)の使い方とかわかりづらい~というものにも「いや、聞いてくださいよ」というスタンス。

何が言いたいかというと、「困ったときは人に頼ってくださいね」、というスタンスを取っておられるように感じました。現在行政において「困った」という状況を作らないように、「困らない状況を作る」ことに力点が置かれているような気がしますが、「困った人をお手伝いするのが当たり前」という空気を作るほうが社会的には素晴らしいのではないか、と改めて考えさせられました。困ったときに他人に声をかけられる、逆に困ってそうな人がいたら声をかける、そういうきっかけが人と人との繋がりを生んでいくのかもしれません。

「困らない状況を作る」ことにはやはりコストがかかり、「困った人をお手伝いするのが当たり前」の環境を作るのは時間と人の心が必要です。何がベストなのか。これは社会の在り方の問題ですが、「困ったときは人に頼ってもらう環境づくり」ひとつの政策的な取組みとして非常におもしろいです。

 

3つめは政策実現手法。吹田市も中央図書館の老朽化による建て替えが数年後必ず議論になるので、今様々な図書館を勉強しています。そのなかで2つの流派があると考えます。ひとつは民間企業の技術・経験を活かした手法。もうひとつは協議会などを開催し市民の意見を最大限取り入れる手法。前者は比較的大きな自治体、後者は比較的小さな自治体に見られます。

いずれにしても新しい施策展開において、これまでとは異なる考え方をするために行政ではない分野の知識を積極的に取り入れておられます。専門性が高まれば高まるほど、視野が狭くなるおそれがあり、他者の意見はそれを拡げてくれる大切な役割があります。目標が決まればその目標を達成するために様々な手法を取り入れることが大事です。

 

様々な取組みを学び、それを市長や職員に提案し、実現につなげられるようこれからも職務に専念してまいります。

 

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