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日別: 2012年10月12日

平成23年度吹田市病院事業会計決算審査特別委員会

企業会計2日目は

市民病院についてです。




現在吹田市にある

国立循環器病センターが

老朽化に伴い

移転の話が出ていて




箕面市と

吹田市で

移転候補先として

激しくぶつかり合っているのです。





吹田市としては

吹田操車場跡地に

国立循環器病センターが

移転し

その横に総合病院である市民病院を併設し

岸辺駅から直結させるという

プランを描いているのですが

移転先決定が随分先送りされているというのが

今吹田市の病院問題が

置かれている状況です。



話は決算に戻りますが

平成23年度の吹田市民病院は

単年度黒字を達成されました



平成22年度から

診療報酬の改定があり

それも大きな要因の一つですが

職員の方々が

経営改善の努力

例えば病床管理を各診療科から

看護士に任せることで

稼働率を上げたり



機器更新を遅らせることで

支出を抑えるなど

様々な取り組みをされ

4.5億円の黒字です。




しかし一般会計から

基準内とはいえ

13億円弱の繰り出しがあるので

なかなか難しいところなのです。

(親の財布から子供の財布に援助があるようなもの)



基準内というのは

地方公営企業法に基づいて

これならば市民の方から集めた税金で

病院の経営を援助していいよというものの

基準にあてはまるということです。




例えば救急医療

特に小児救急などは

不採算部門なので

民間があまりやりたがらない傾向にあります。

だからこそ市民病院が

やる必要があるということで

その不採算の分を

税金で埋めようというものです。




必要であるのであれば

お金は出すべきです

とはいえ

非常に難しいのが

時間外に

診療を行った場合

その患者さんが

入院でなければ基本的には

赤字になります。




他の病院が閉まっている時間に

少し体調が悪いということで

病院に行けると

それは非常に便利だとは思うのですが




それを実現するために

吹田市は3億円の税金を出している

つまり1世帯当たり2千円の

負担をしているということです。




それがいいのか悪いのか

僕はよっぽどのことがない限り

病院には行かないので

そのあたりの必要性が

いまいちわからないのですが





どうなんでしょうか。






そしてここからが

非常に大きな問題なのですが

病院が本当に建て替えるとなった場合

建設費用で200億円

維持管理に一般的には

その倍近くかかるのですが




その半分は

やはり僕たち吹田市民の

税金から出されます。



そして仮に

毎年10億近くの繰り入れが

続いた場合(35年と考えても。。。)

それはそれは

非常に大きなお金が

吹田市民病院を維持するために

かかるのです。





吹田市には

新たに徳洲会病院も建設され

10を超える民間の総合病院があります。




また国立循環器病センターに併設となると

大きな収益が見込めることから

民間の病院にとっても

非常に魅力的な場所のはずです。




となってきた場合

公的医療を維持するための

補助金を民間病院に渡して

という手法の方が

資金面では

よいのではないかなと




市長曰くの

財政非常事態の吹田市が

やるべきことではないと

思うのですが、

このブログを読まれている方は

どのように思われるでしょう。




他市では

基準外の繰り入れもして

なおかつ赤字という市立病院もある中で

吹田市民病院は

本当に頑張ってくださっていると思います。

しかしそれとこれとは別の話。




今後

公的医療の必要性

そして吹田市における

吹田市民病院の公的医療としての

役割を明確化していただくことで

その必要性を見極めていきます。





建て替えがすでに

前提となっている感はありますが

必死に訴えていきます。


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